技術屋の戯れ事

技術屋のぼやき。ガジェットネタとか。

Cisco WAP 125

 

ちょっと前になるのですが、家の無線LANCisco無線LANアクセスポイント「WAP 125」を購入しました。

なぜ、こんなのを買ったかというとVLAN対応だからです。「家庭でVLAN?」と疑問に思うかもしれませんが、マンション付属のインターネット環境と、個別の引いた加入回線を分けたりと理由は様々あります。今まではVLANごとにアクセスポイントを置いていましたが、置き場所の問題と、集合住宅の性、アクセスポイント乱立による電波干渉があるためずっと1台に集約できないか検討していました。

ところが、VLAN対応となると、いわゆる企業向けの製品となり安価なものがなかったり、規格的に古いものであったり、PoE受電はいいけどACアダプタが付属していなかったり(つまり別途PoEスイッチか別売りACアダプタが必要)と満足いくものがありませんでした。

実は、CiscoのWAPシリーズは、ちょっと前から出ていましたが、ネットワーク関連のお仕事をしていた経験上、勝手に高いと思い込んで眼中にありませんでした。ひょんとしたことからWAP 125が発売されていて1万円台で買えると知り購入しました。

WAP 125の特徴は、

  • デュアルバンド(2.5GHz/5GHz)の11ac対応
  • ギガビットイーサー
  • PoE受電対応
  • ACアダプタ付属
  • もちろんVLANなどの機能に対応
ACアダプタについては、通販サイトでは明示的に付属していると記載しているところが少なく、Cisco社のドキュメントで「付属ACアダプタで・・・」という文書で確認した気がします。

届いたら真っ先にACアダプタを確認しました。ちゃんと付属してましたよ。小型で、プラグ部分を変更して各国対応できるものです。さすがCisco製といったところです。

 

f:id:amaryllis_belladonna:20180521225731j:plain

本体も、突起したアンテナもなく。こちらはCiscoらしくないすっきりしたデザインです。 

f:id:amaryllis_belladonna:20180521230111j:plain

初期設定は、電源投入後セットアップ用のSSIDが見えるようになるのでそこへブラウザでつないで行います。これまた、Ciscoらしからぬ今風な管理画面でネットワークの知識がある人ならすぐに設定できると思います。VLAN対応のアクセスポイントでは、複数のSSIDを設定し、それぞれにVLANを割り当てる感じになります。有線LANポートはタグVLANになります。2.4GHzと5GHzでそれぞれ必要なのでちょっと面倒ですが問題なく設定できました。

私が、買ったときにはまだ品薄だったようでちょっと高かったですが、今なら、14,000円ぐらいで買えるようです。

nttxstore.jp

 

接続するスイッチも当然VLAN対応のもの必要になります。私は、NETGEARのGS108Eを使用しておりました。

実は、あれほどACアダプタ付属にこだわっていたのにPoEスイッチを買ってしました。それはまた後日にお話します。