技術屋の戯れ事

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TP-Link TL-SG108PE

 

先日、書いたように無線LANアクセスポイントをCisco WAP 125にしました。

 

amaryllis-belladonna.hatenablog.com

ACアダプタ付属ということが確認して買ったのにPoE受電を試したくてPoEスイッチを購入しました。スイッチの要件は、もちろんVLAN対応です。

もともとLANスイッチは、NETGEARのGS108Eを利用していました。このクラスでPoE対応の製品となるとNETGEARだとGS108PEという型番のものになり、だいたい11,000円前後で売られています。これでもよかったんですが、以前よりTP-Linkという会社の製品が気になっていました。最近、国内でもSOHOや中小企業向けの無線LANアクセスポイントやスイッチを販売している中国深センの会社です。ここの製品はNETGEARを意識しているのでしょうか、各レンジで対抗モデルを出しています。それで購入したのは、TL-SG108PEです。なんとなく型番も似ています。これが、8,000円ぐらいとGS108PEよりも安いです。

 

 

で、箱の写真がこちら。薄っぺらい紙の箱ですが、派手です。

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 筐体は真っ黒でシンプルなものです。うちは壁掛けにしてますが、壁にかけると黒い板があるだけです。

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PoEスイッチにすれば、WAP 125のACアダプタが不要になります。これが狙いですが、さすがに4ポートに電力を供給するだけあってACアダプタが大きかったです。

上がTL-SG108PE、下がWAP 125のACアダプタです。ちなみにNETGEAR GS108EのACアダプタもWAP 125と同程度の大きさです。

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コンセントの差し込み口は空いたけど、設置スペースが広がってしまった。

さて、設定ですが、初期状態では仮のIPアドレスがついており、ブラウザでアクセスして設定します。私のGS108Eは、V2というバージョンで専用ユーティリティでないと設定できなくて面倒ですが、ブラウザだけで設定できるのは楽です。(イマドキ当たり前ですが・・・)

画面は殺風景なもので、もともと機能を絞った製品なのでメニューとかも少ないです。

で、問題なくVLAN設定を・・・と思ったら安いスイッチにありがちなVLAN1(Default VLAN)が削除できない問題にあたりました。削除できないというか、VLAN1が強制的に全ポートのメンバーになります。PVIDを変更すればきっと問題は無いですが、ちょっと気持ち悪いです。

まあ、ファームウェアを更新したら外せたんですけどね。ネットワークエンジニアの間では、問題が起きるまでは通信機器のファームウェアを更新しないというのが通説ですが、真っ先にやってしまってもいいかもしれません。

1ヵ月ほど利用していますが、今のところ問題は起きていません。GS108Eは、たまにループと思われる現象が発生して通信できなくなることがありましたが、TP-Linkはどうだろうか?